フェルメール展のレポート(入場の仕方、混雑情報など)
上野の森美術館で開催中の『フェルメール展』を見に行ってきたので、そのときの様子をまとめてみました。
上から、入場の仕方、チケット代について、混雑状況、感想です。
■入場■
チケットは日時指定です。
1・会場の外の入場待ちの列に並ぶ
2・会場の外の囲われたスペースにコインロッカーが置いてあり、そこに荷物を預ける
3・会場入り口に並ぶ
4・入場
私が購入したのは6日(火)11時~入場可能のチケットで、会場に到着したのは12時ちょうど。
入場するのに10~15分くらいかかりました。
コインロッカーが置いてある場所が狭く、混雑緩和の為か、途中で列を区切られるんです。
(ディズニーランドでアトラクションに乗る直前をイメージして頂ければ分りやすいかと思います)
なので、コインロッカーがあるスペースに辿り着くまでに最も時間がかかります。
スタッフさんに「何で日時指定なのにこんなに並ぶのよ!」と食って掛かっている年配の女性がいました。
『すんなり会場に入れるように日時指定』なのではなく『会場内の混雑緩和の為の日時指定』だと思って足を運ぶと、カッカしなくてすむかもしれません。
■会場内の様子&混雑情報■
一番最後の展示部屋にフェルメール作品がまとめて展示されています。
この部屋の混雑が一番凄いですね。
美術館側が列を設けているわけではありませんが、自然と列が3列くらいできていました。
「絵を近くで見たい!」という方は、一番右側から最前列に並んで、流れに任せてちょっとずつちょっとずつ左にずれながら絵を見ていくのが良いかと思います。
進行がかなりゆっくりなので、見終わるのに時間がかかってしまいますが……。
最前列は人の密着具合が満員電車並なので、「この絵は近くで見たい!」と思っても、後ろからひょっこり最前列に躍り出ることはほぼ不可能かと。
逆に「人と人の隙間から絵が見られれば良いや」と言う方はすんなり見終わります。
■チケット代は高いけど……■
一般的な特別展のチケットは1600円前後。
対して、フェルメール展は2500円。
最初は「強気価格だな……」と思っていましたが、
・音声ガイドが無料でついてくる
・展示リストがプリント用紙ではなく小冊子
だったので、納得の価格でした。
展示リストは全作品解説つきなんですよ、豪華ですよね!
しかも文庫本より小さいから持ち運びに便利なんですよ!
■最後に■
フェルメールの作品35点中9点が展示されていて、これは日本美術展史上最多なんだとか。
「次に作品がいつ日本に来るか分からないし、有名だから見に行ってみよう」と軽い気持ちで足を運んだのですが、
フェルメール作品の窓から差し込む光が本当に綺麗で『光の魔術師』の通り名は伊達じゃないと感動しました。
「空間構成力が凄い絵ってこういうことを言うのか!」と納得もしました。
素敵な絵でしたので、絵に詳しい方もそうじゃない方もぜひ!
※2018.11.08に旧ブログに投稿した記事です。
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